2005年11月19日

ブレイブ(The Brave)

brave.jpg
制作年度:1997年(アメリカ
上映時間:123分
監督:ジョニー・デップ
製作: チャールズエヴァンス/キャロル・ケンプ
原作:グレゴリー・マクドナルド
脚本:ポール・マッカドン/ジョニー・デップ
D・P・デップ 
主演:ジョニー・デップ/マーロン・ブランド
エルピディア・カリーロ/マーシャル・ベル他 
評価:★★★★☆

ストーリー:ネイティブアメリカンの青年ラファエルは、何度も刑務所に入り、厳しい生活にもかかわらず妻子には辛い思いばかりさせていた。そんなある日、友人に紹介された仕事は人間の実際の死を撮影するスナッフ・フィルムへの出演。撮影までの日々を、家族との最後の幸せな日々にしようとする主人公の決心に、胸が痛くなる人間ドラマ
(引用)
_____________________________________________________「感動した」という一言片付かない映画でした。ジョニー・デップ初の監督作品。彼の自らのルーツでもあるネイティブアメリカンが題材になっています。
とにかく胸が痛かった。ラファエルの決断はには心が痛んだ。他に方法はなかったのだろうかと思ってしまう。『愛する人のために命を捨てる』・・・・いくら誰かを愛してるからといって、その人のために死ねるか?と聞かれればおそらく悩む人が多いんじゃないかと思う。「BRAVE」の意味は「勇敢」。確かにラファエルの決意は勇敢かもしれない。でもやっぱりひっかかる。残された家族は、朝いつものように起きると、ラファエルがいないことに気づき、おそらく探すだろう。神父さんは真実を話すだろうか?もし妻や子供たちが、ラファエルが自分の命を売った事実を知ってしまったらどうなってしまうだろうか?ラファエルがとった行動を勇敢だと思い、それを誇りに生きていけるだろうか?それが本当の愛なのだろうか??よく分からないけど違うと思った。そんなの無理だと思う。悲しまないはずがない。もし、あの大金がラファエルの命のお金だということを家族が知らないままだとしても、結局、ラファエルが突然消えた事に家族は悲しむだけだ。        スナッフ・フィルムの老人、マッカーサーはいったい何者なのかも気になった。「人の死を撮影する」なんてとんでもない悪人だけど、でも話を聞いてるとあまり悪人に思えなかった。マーロン・ブランドの演技のせいもあると思うけれど。。。ラファエルはその仕事の話をされてどう思ったんだろう?老人の言うとおりだと思ったのだろうか。『人間が死ぬ決意をし、そのときを迎えたとき、生きるものに勇気を与える。人間が人間のためになしうる、最高の貢献だ。死ぬときの痛みが辛いほど、その人は洗練される。』だけど残された家族は、命を落としてまでお金を手に入れて、裕福な生活を送りたいなんて絶対思ってない。むしろラファエルは「家族のために死ぬ」のではなく「家族のために生きる」べきだと私は思った。
前半はわりとあわただしく過ぎるけど、後半ラファエルが決断をした後からはスローペースで進んでいく。それがよけいに悲しい。
結局この映画は理解できなかった。ジョニー・デップはどんな想いでこの映画を撮ったのか。彼の家族観は溢れているけれど、「生きる」「死ぬ」については悩まされるばかりだ。やっぱりジョニーは只者ではない。また彼を知りたくなった。

とにかく重かった。痛かった。
でも心に残る素晴らしい作品だったと思う。
でも私が勝手に語れるような映画じゃないけど。。。
posted by ゆかり at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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